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竹とバガス(サトウキビの搾りかす)のテイクアウト容器に注目!

こんにちは。環境に耳を傾ける、環境に効く、営業支援サービスのKANKIKU、代表の木村きく子です。

ニッポンのプラスチックゴミ削減と食料自給率向上を目指す - KANKIKU (kan-kiku.com)

 

新型コロナウイルスによるパンデミックの前から、日本は1人当たりのプラスチックごみの排出量でアメリカに次いで2番目に多かったのですが(UNEP=国連環境計画による)、国としても、削減に向けての取組をはじめた矢先のコロナで、今度はテイクアウトが増え、プラゴミが増えてしまいました。

 

↑2020年9月NHKビジネス特集より

 

ビジネス特集 コロナでごみが増えました | NHKニュース

 

プラスチックゴミをどうすれば減らせるのだろうか、そんなリサーチをしていく中で、やはり、プラ製のテイクアウト容器をエコ包材に替えることが有効なのではないか、そして、注目素材は竹とバガス(サトウキビの搾りかす)ではないか、いうところにいきつきました。

 

竹は今、いろんな分野で注目されていますね。

なにせ、成長がとても速く、どんどん育ちますし、伸び放題では逆に日を遮ってしまうため、森林保全の観点からも整備する必要があるからです。ただ、日本では、竹林産業の担い手が減ってしまっていることも大きな課題となっています。

竹素材を普及すべく、KANKIKUの営業支援事業につなげられないか、行動に移してみました。

 

そのひとつ。竹林整備と竹林についての学びを深めるべく、気合を入れて、東京都の奥多摩都民の森の1泊2日の竹林整備講習会に応募しました。

 

しかしながら・・・残念なことに、落選・・涙!3倍を超える応募があったなんて・・・やはり竹への関心は高まっているのでしょう。

 

ひとつだめでも、とにかく竹パルプのことをもっと知りたい、そう思いまして、包材メーカーさんにお問い合わせしたところ、有難いことにお時間をいただくことができ、お話をお伺いしてきました。

㈱パックスタイル様の食料原料100%から作られた生分解性食器容器シリーズ!!

竹90%+バガス10%のBBシリーズ、麦の非可食部50%+バガス50%のWBシリーズなど。

こんなにサンプルをいただき、ウハウハで自宅オフィスで広げては、うっとり見ています(笑)

たくさん資料までいただき、どういう根拠で環境配慮なのか、エコであるかをきちんと説明されていまして、そのプレゼン資料を使って私も営業したい!と思ってしまいました。プレゼン資料が素晴らしいです。

 

 

 

エコ容器 BB竹バガス ランチ 200-220-3 パルプモールド フードパック クラフト色|食品容器・トレイの通販サイト【容器スタイル】 (packstyle.jp)

 

通販サイトの商品紹介ページでは、プラスチック・スマートのロゴもばっちり取り入れていらっしゃいます。

 

竹もバガスも麦も、従来廃棄されていた植物原料を食器容器に有効活用しているので、これであれば、食べ終わった後、可燃ごみとして罪悪感なく捨てられます。

2022年4月から環境省がコンビニなどで無料提供されている使い捨てのプラスチック製スプーンやフォークなどの有料化を検討しているというニュースもありますが、カトラリーについても、ポリ乳酸(トウモロコシ由来の生分解性素材)で作られたものをサンプルでいただきました。

 

"Compositable"と書かれていますね。いずれ土に戻る環境に優しい素材ですよという意味です。

触ってみて、とても強度、精度が高く、使い捨てにはもったいないと思うくらいでした。

 

どのように社会に広めていけるのか、そんなお話をさせていただき、またあらたなヒントが見えてきて、KANKIKUの仕事始めて、ワクワクする!楽しい!そんな充実感に満ち溢れた一日となりました。

 

こういった環境配慮のパッケージを、どう社会に広めて行ったらよいかという具体的な道筋については、また後日、ブログにて発信できればということで、今日はこの辺で!ごきげんよう~!