KANKIKU2年目のごあいさつ
SDGs環境目標に特化した推進事業をひとりで立ち上げて2年目に入りました。
現在の働き方としてはフリーランスです。
スーツを着て企業、メーカー様に、過剰包装改善の提案や相談に行ったり、国産原料の老舗味噌蔵の営業パートナーとなり販路開拓をしたり。環境保全目的で養殖されたこんぶを活用した固形石けん販売に携わったり、米の消費を上げ自給率貢献するために米粉普及のイベント活動を始めたり、お茶農家さんと繋がりができ茶畑放棄地の問題と貿易の関係を考えさせられたり・・・様々な出会いがあり、気づきが生まれました。
立ち上げた当初は、
1.日本人の一人当たりのプラスチック容器包装ごみ排出量が世界で2番目に多い
2.日本の食料自給率はカロリーベースで37%
この2つの数字を1%でも1ミリでも改善したい、という想いで営業支援事業を始めました。
しかし、改善したいと思っていた、プラゴミと食料自給率のこの2つの数字は単なる数字ですし、裏側を深堀していくと環境と暮らしに直結することばかり。これがSDGsにつながっているということだと見えてきたのです。
残念ながら食料自給率の問題やゴミ問題は、多くの方がこれまで熱心に取り組んでこられても、この20年で改善されたことはなく、むしろ悪化しながら今に至る、というのが現実です。
なんだかんだ環境環境って言ってられず効率化や便利な生活を追求しながら経済回していたら、豊かな社会を持続してこられた気がする、と勘違いして現在に至っているという感じでしょうか。
KANKIKUが目指すビジョン
日本がエコフレンドリーな社会になること!
私たちには、日々の暮らしがあります。生産・経済活動なくして、食べて生きてゆくことはできません。わたしが掲げる「エコフレンドリー」は環境にもやさしく地域経済にも嬉しい、という意味です。
これからは、環境にも配慮した工夫をしていかなければ、石油資源の枯渇、温暖化、自然災害の多発、海洋プラスチック汚染から生態系に影響がきて・・・などなどそれが人間社会にも巡り巡ってくる、という状況になってしまいます。
国連が世界共通に掲げたSDGsというのは、環境のことで言えば2030年を見据え2050年には脱炭素社会にしていくというもの。
目標は達成するためにあるもの。SDGsという目標は、危機感の迫っている目標なので、いつまでもだらだらやっているわけにもいきません。ですので、わたしも期限を設けることにしました。
KANKIKUは2030年3月31日までの期限付き事業です。
どんなに実績が良くても悪くても2030年3月31日までに閉業いたします。
わたしがひとりでどんなに頑張っても結果がどうなるかは正直わかりません。私には、50代からは文学活動や音楽など芸術にどっぷり浸かるような人生を送りたいという夢があります。エコフレンドリーな社会になっていてくれれば、安心して自分の夢を叶える生活ができるなぁ・・・
そういう想いで、まずは自分のこれまでの社会経験を活かして、子供たちにも母親としての大きな背中を見せられたら(見栄っ張り!?)、少しでもエコフレンドリーな社会になって、関わった方々の幸せづくりができたら・・・2030年48歳まで、というゴールを決めて日々取り組んでいきたいと思います。
わたしがモットーにしている相田みつをの言葉
”アノネ がんばんなくてもいいからさ 具体的に 動くことだね”
2022年6月吉日
木村きく子