· 

[日本の食料自給率について考えるシリーズ3]群馬産大豆の「粕川なっとう」

こんにちは。日本のプラスチックゴミ削減と食料自給率向上を目指す、営業支援サービスのKANKIKUです。

 

前回のブログでは、日本の大豆の自給率について取り上げました。今日は、国産大豆でも群馬県の赤城山南麓で育った大豆を使用した「粕川なっとう」をご紹介したいと思います!

 

わたしは、紙の新聞から情報を仕入れることが多いアナログ派。しかも、朝刊よりも夕刊のほうが好きで、よく夕刊記事をスクラップしています。

去る4月19日の朝日新聞夕刊を読んでいたら、”地域発 群馬県から”というコーナーで、群馬県産の大豆を自ら栽培し、納豆を製造しているという上州農産さんの「粕川なっとう」について知りまして、とても興味をそそられました。

 

というのも、わたしは昨年まで群馬県産のカリカリ梅の営業のお仕事をしていたので、群馬には美味しいものがたくさんあることを人一倍知っている自負があるんです。しかも、カリカリ梅の会社も夫の実家も前橋市。わたしにとっては、お世話になっている第二の故郷のような前橋市を応援したいという気持ちがふつふつと湧いてきます。

 

(地域発)群馬県から 理想の納豆、粘り強く究める 38歳「職人」、耕作からデザインまで:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

粕川なっとうの上州農産さん公式ウェブサイト↓

粕川なっとう 上州農産 | |上州農産|粕川なっとう|自家栽培|粕川納豆|赤城山|群馬県|前橋市|粕川町|納豆直売|納豆通販|ギフト|お土産 (joshunousan.jp)

 

”理想の納豆を追求したら、自ら畑を耕していました”というキャッチフレーズ。

なんかロマンを感じるわ・・・

畑は90か所あって、総面積は20㌶。後継不足や高齢化で耕作放棄された農地も活用しているそうで、これはKANKIKUとして取り組んでいきたい農地保全に通ずるので、とても共感共鳴します。

 

さて、そんなわけで、実際に群馬で栽培された納豆を食べてみたいと思いまして、お電話でお問合せしたところ、群馬県のスーパーではベルクやフレッセイさんで扱っているほか、東京のスーパーでも何店舗か販売されているそうです。が、あいにく私の住んでいる地域にはないようなスーパーさんでしたので、通販でお取り寄せしました。

 

産地直送 通販 お取り寄せ粕川なっとうスタンダードセット: UMAIZOマーケット|JAタウン (ja-town.com)

粕川なっとうスタンダードセット 5種類9個(18パック)3050円(税込)送料別

「粕川なっとう」は、群馬県前橋市粕川町で生産されている納豆です。
赤城山の麓の、水はけの良い肥沃な大地からできる高品質の大豆を使用しているため、
納豆を口にした瞬間に大豆本来の豊かな香りを堪能することができます。
納豆の嫌な臭みというものはありません。

「粕川なっとう」では大豆の栽培から自社でこだわりを持っておこなっています。
エコファーマーの指導のもと、徹底した管理をおこない、除草剤・殺虫剤などを減らし、
化学肥料を一切使わない農業を実践しています。

群馬県産大豆と、北海道産の黒大豆を使用しています。

 

 

実食しましたところ、やはり、納豆の嫌な臭みがない!

そして、大豆の味、食感がしっかりしていて、上質な豆を感じました。

納豆が苦手な小学生の息子も、群馬ファンということもあり、「この納豆なら病みつきになるくらい食べられる」と。

 

何より、どこで栽培されているのか、どんな開発の背景があるのか、そんなことを新聞記事から知ったことを想像しながらいただく納豆は、なんだか格別です。

 

コロナが落ち着いたら、ぜひ赤城山ふもとの大豆畑を見にいってみたいなぁ!

そんな楽しみも一つ増えました。

 

大豆は日本国内で、ちゃんと作れるんです。

しかしながら、国産大豆がもっと普及するには、いろんな課題があります。

生産の担い手が増えること、消費者の意識が身近な課題。

その次に、国の政策の問題、これはなかなか動かせないこと。

そして、さらには、気候変動の問題。温暖化がすすめば、日本で大豆の生産はできなくなるかもしれません。

 

環境省が「2100年 未来の天気予報」公開。東京の最高気温は43.3℃ - Impress Watch

 

まぁ、ここまで考えると気が遠くなるので、まずはできることから。

 

一人でも多くの皆さんに、日本における大豆の自給率について関心を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。